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情報システムコラム

2024.02.15

Windows 10サポート終了の準備はできていますか?中小企業が今から始めるべき準備を解説

Windows 10サポート終了の準備はできていますか?中小企業が今から始めるべき準備を解説

情シス担当者が忙しい原因の一つとして「PCキッティング業務」が挙げられます。の多忙を極める情シス担当者にとって、「PCキッティング業務」の見直しは、業務負荷を軽減するカギとなります。この記事では、「PCキッティング業務」の効率的な進め方をご紹介し、情シス担当者の皆さんが少しでも業務の負担を軽くする方法を解説します。

2024年はWindows 10サポート終了に備える年

2024年はWindows 10サポート終了に備える年

Windows 11へのアップグレードが困難なPCは約2000万台

Windows 11への移行は、多くの情報システム担当者にとって避けて通れない課題となっています。しかし、Windows 11のハードウェア要件は、Windows 10よりもずっと厳しいため、全てのPCがこの新しいシステムに対応しているわけではありません。特に、「日本国内のコンシューマ市場においては、約4800万台のWindows PCのうち、約2000万台がWindows 11へのアップグレードができない」と、日本マイクロソフトが去年に行った記者向け説明会の中で明かしました。このような状況の中、Windows
10のサポート終了が迫るにつれて、「Windows 10のままのPC」が多く残ってしまう可能性があります。

サポート終了直前に駆け込み需要が予想される

サポートが終わる2025年は、多くの企業でPCの買い替えが急増すると考えられます。特に、2019年の消費税率引き上げや2020年の「Windows 7」サポート終了時、そしてコロナ禍での急な在宅勤務対応でPCを大量に購入した背景があります。PCはだいたい4〜5年が寿命とされているため、この時期に購入したPCはそろそろ新しいものに変える時期が来ています。2019〜2020年に購入したPCの買い替え時期が一斉に到来することで、日本全体でPCへの需要が一気に高まることが予想されます。

古いOSを使い続けるとどうなる?

古いOSを使い続けるとどうなる?

セキュリティリスクが懸念される

一番心配なのは、セキュリティの問題です。MicrosoftはWindows Updateを通じてOSの脆弱性を修正するための「更新プログラム」を提供していますが、サポートが終了するとこれらの更新プログラムの配布が停止されます。その結果、脆弱性が修正されずに残る「無防備」な状態でOSを使用し続けることになり、サイバー攻撃による被害を受けやすくなります。特に、脆弱性を狙った攻撃によって、企業が保有する個人情報や機密情報が漏洩するリスクがあり、最悪の場合には社外の取引先やパートナー企業にまで被害が及ぶ可能性があります。

最新のアプリケーションが使えなくなる

また、ソフトウェアや周辺機器のメーカーは、常に最新のOSに合わせて製品を開発しています。そのため、「Windows 10」のサポートが終了すると、新しいソフトウェアやデバイスが使用できなくなるリスクも出てきます。「Windows 10」を使い続けることが不可能ではないにしても、ビジネスに対して計り知れないリスクをもたらす可能性があることを認識し、適切な準備と対策を行うことが求められます。

情報システム担当者が今すぐ取り掛かるべき対策

情報システム担当者が今すぐ取り掛かるべき対策

Windows 11へのアップグレードの対応可否をチェックしよう

中小企業の情報システム担当者にとって重要なのは、「Windows 11」へアップグレードできるかどうかを今すぐ確認することです。この確認作業は、「PC正常性チェックアプリ」を使えば簡単にできます。このアプリはMicrosoftのサイトからダウンロード可能です。

また、多くのPCを管理している場合、一台ずつチェックするのは大変な作業です。その場合は「Microsoft Intune」などの管理ツールを利用する方法があります。これらのツールを利用して、一括でアップグレードするべきPCの全体数を把握したり、どのPCを更新すべきか計画的に判断できるようになります。

新しいPCが必要かも?今選ぶべきビジネスPCのスペック

万が一、現在お使いのPCが「Windows 11」に対応していない場合、新しいPCの買い替えをご検討ください。「Windows 11 Pro」のシステム要件を満たすビジネスPC選びは重要です。Microsoftが提示する最低限のスペックは、プロセッサが1GHz以上の2コア、メモリは4GB、ストレージは64GB以上ですが、これだけでは、複数のアプリケーションを同時に使用するといった実務でのパフォーマンスが低下する恐れがあります。業務の効率を考えると、メモリは最低16GB、ストレージは256GBまたは512GBのPCが望ましいです。さらに、AIツールなど新しい技術を業務に取り入れる場合は、より高いスペックが求められます。「AIをスムーズに活用するためには、高いスペックを備えたPCが必要」という点も考慮し、将来的なニーズにも対応できるPCの選定が推奨されます。

まとめ:Windows 10サポート終了に向けて、今から準備しよう

改めて、2024年はWindows 10サポート終了に向けて準備を進めるべき年です。余裕を持った準備がとても大切です。まずは、使っているPCが「Windows 11」に対応しているかをチェックしましょう。対応していない場合は、新しいPCへの買い替えを検討する時期かもしれません。

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